· 

もしかしてシックハウス症候群?①

目がかゆい、鼻がムズムズする、耳が乾燥する、なんだか体がだるいなど・・新しい家に引っ越してきてから、オフィスが変わってからなど体の不調を感じていませんか?それもしかしたらシックハウス症候群かもしれません!

人々は、一日のうち約70%以上の時間を室内で過ごすと言われます。

 

自分の生活を想像してみてください。

朝自宅を出て、職場や学校に向かう。人によっては病因や施設の時もあるでしょう。ひょっとして公共あるいは民間の建物を利用する人もいるかもしれません。そして各々予定が終わると、みなさん自宅へと帰るといったふうに。

人は、室内から室内へ移動し日中を過ごしています。

それほどまでに、現代の多くの人々の生活は建物の中で営まれているのです。

 

そこでわかってきたのは、私たちが呼吸によって毎日取り込む建物内の室内空気質は私たちの健康や生活の質に大きな影響を与えるということです。

 

WHO(世界保健機関)でも室内空気質の汚染は主要な病因あるいは死因の一つであるとしています。汚染の原因になるのは化学物質や微生物・真菌(カビ)などの生物、室内の湿気の上昇によるダンプネス(湿度環境の悪化で結露やカビが生え住宅にダメージを与えている状態)など多様な原因があげられます。


 

 

長時間過ごす、室内空気環境の悪化により、皮膚・粘膜刺激症状、頭痛、易疲労、めまい、吐き気、嘔吐などの精神・神経症状が現れることがあります。それをシックハウス症候群といいます。

化学物質過敏症と症状は似ていますが、基本的にはその環境を離れるとよくなるものをシックハウス症候群といいます。

人によって、症状や重症度はさまざまです。

下記にシックハウス症候群の主要症状を上げてみました。

そして、シックハウスの原因もまたさまざまです。

一番有名なのは化学物質 VOCです・・・が、空気を汚染している要因はそれだけに収まりません。カビ、ダニ、この時期になると我々を悩ます黄砂など。

 

下記に主な原因をまとめてみました。

そして、次回はもう少しその原因に迫ってみたいと思います。


~シックハウス症候群の歴史~

 

 

 

 

 

1970年代のアメリカで省エネが推進され、多くの事務所ビルで室内の換気量を大幅に減らしたところ、これが原因で多くの人が不調を訴え、室内空気環境問題として「シックビルディング症候群」と名付けられ問題となりました。

 

日本では1990年代から個人住宅において省エネルギーに向けて換気量の削減や、住宅の高気密化、高断熱化がすすみ、シックビルディング症状と同じような状態が報告されるようになり、シックハウス症候群として全国的に大きな社会問題となりました。(なお、基本的にはっシックビルディング症候群が一般住宅で生じたものがシックハウス症候群と考えられます。シックハウス症候群は和製英語で欧米ではシックビルディング症候群と一括して称されています。)

つづく