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ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

私たちは、日々エネルギーを消費して生活しています。これはどうしようもないことです。

 

しかし、そのエネルギー消費量が年々増加していて、さらに供給側が不安定、価格の上昇があったりなかったり・・すると私たちの生活はすぐに立ち行かなくなってしまいます。私たちの生活はエネルギーを買って受け取るという、外からのエネルギーに依存している部分が大きいのです。ですから、これからの課題としては、エネルギーに関していかに自立していくかということにあります。

ZEHはその方法の一例です。ここではZEHについて紹介していきます。

経済産業省 資源エネルギー庁の発表によると、

日本の消費エネルギーの約15%程を家庭部門(家計が住宅内で消費したエネルギー消費を表現する部門のこと)が占めており、石油危機以来数値は約2倍ともなっています。またその消費エネルギーは年々増加しており、家庭部門の省エネルギーはさしせまった取り組むべき課題となっています。(下記図参照)

 

さらに東日本大震災における電力需要の異常事態や世界情勢の変化によるエネルギー価格の不安定化などを受け、住宅のエネルギー自給(自立)の必要性が強く認識されました。

 

 

 

出所:資源エネルギー庁 平成28年度エネルギー需給実績「部門別最終エネルギー消費」

出所:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」2015年度速報版

そこで国が推し進めている家庭部門の省エネ対策が’ZEH’です。 

 

ZEHとは『ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス』のことを言い、

1年間の一次エネルギー消費量(建築や住宅で用いる冷暖房をはじめ、換気、給湯、照明などの設備機器のエネルギー熱量換算した合計の値のこと)が正味概ねゼロとなる住宅

のことです。

 

ただし、住む人の健康を害するような「我慢の省エネ」であってはいけません。 

室内外の環境品質は低下させることなく省エネルギー化行うことが必須です。

 

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ざっくりとした説明になりますが、ZEHの図式は下記のイメージになります。

 

①住宅を高断熱にすることで、夏は涼しく、冬は暖かくなります。

これにより、冷暖房器などの使用が少なくてすむ。

       +

②高性能な設備を取り入れ、エネルギーの消費が少なくてすむ。

       +

③太陽光パネルの導入により、エネルギーを創る。

       

 使う消費エネルギーを可能な限り減らし、さらにエネルギーを創ることで

正味消費エネルギーがゼロになる住宅となるのです。

 

出所:資源エネルギー庁HPより

↓↓↓ZEHイメージ図↓↓↓

出所:資源エネルギー庁「ZEHイメージ」

さらにエネルギー基本計画(2014年4月閣議決定)において「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標が設定されています。

 

次回は、ZEHの条件と、補助についてです!